LA SEINE
セーヌ川
 セーヌ川(La Seine)は全長780km。フランスではロワール川に続いて第二の長さ。ディジョンの北西30kmの海抜471mの地点に源を発し北西に向かい、パリを流れ、ル・アーヴルとオンフルールの間のセーヌ湾に注ぎます。

 パリはセーヌ川の中州のシテ島から発達した町。シテ島の上流につづくサン・ルイ島、チュイルリー公園、コンコルド広場、エッフェル塔、シャイヨ宮、自由の女神像など、セーヌ川およびその河岸は、現在でもパリ市の観光の中心であり、バトームーシュと呼ばれる観光船も定期的に運航されている。一部はパリのセーヌ河岸として世界遺産に登録されている。

2019.02.17

 年明けから約一週間は通算日照時間が6分間という異様な天候で、その後もまともにお天道様を見ることがない日々が続きました。やはりヨーロッパ北部の冬は雲が低く垂れて薄く暗くて寒いというイメージです。

 でも今日ようやく太陽が顔を出して明るくなりましたので付近の散歩に出かけてみました。昨年6月に引越したアパートは玄関からセーヌ川まで徒歩30秒という絶好のロケーションなのにあまり付近を散歩していませんでした。

 というわけで先ずは玄関先から徒歩30秒でセーヌ川の右岸(セーヌ川の流れる方向を基準に左右を決めます)の道路に突き当たり、そこから下流方向、つまり右側に向かって歩いたところで反対側を振り返るとPont de Bir-Hakeim(ビラケム橋)の背後にTour Eiffel (エッフェル塔)が見えます。Pont de Bir-Hakeimは中央が自転車と歩行者、その両側を車両が通行する構造で、鉄骨のアーチが美しい橋です。よくドレスアップしたカップルがプロに結婚記念撮影を依頼してここにやって来ます。割合でいうと中国系、韓国系、ヒスパニック系が圧倒的に多い感じです。

 さて、川沿いの道をさらに下流へと歩いて行き、Pont de Grenelle(グレネル橋)を過ぎてから再び後ろを振り返るとPont de Grenelleの中央付近に意外なものが見られます。意外なものとは「Statue de la Liberte Paris(パリの自由の女神)」です。

 現在米国New Yorkにある自由の女神像は1886年にアメリカ合衆国独立100周年を記念して建設されたものです。でも設計、製造、資金は独立運動を支援したフランス人なのです。設計にはエッフェル塔を設計したギュスターブ・エッフェルも関わりました。像のデザインはウジェーヌ・ドラクロワの絵『民衆を導く自由の女神』とバルトルディの母親をモデルにしたものです。1878年のパリ万国博覧会では完成頭部を展示して約40万ドルの寄付金を集めたといわれています。1884年にフランスパリで仮組みされ、214個に分解してフランス海軍がアメリカに運びました。

 ここパリにある自由の女神像は、フランスがアメリカに自由の女神像を送ったことの返礼として、パリに住むアメリカ人たちがフランス革命100周年を記念して贈ったものです。高さは11.5メートル、重さは14トンと、ニューヨークにあるものよりずっと小ぶりです。小柄なところがパリっぽい感じですね。

 さらに下流に進むとPont Mirabeau(ミラボー橋)があります。鉄の彫刻が興味深い綺麗な橋です。橋を渡ってセーヌ川の左岸を下流に向かって歩き始めると河岸には艀が沢山固定されています。植物を植えたりして綺麗に暮らしているようです。固定資産税がかからないので安価な家として人気ですが、逆に希少価値となって手に入れるのは容易ではないようです。

 帰りはTour Eiffelまで歩いてPont d'Ienaを渡ってセーヌ川右岸に戻ると目の前はPark Jardins du Trocaderoです。先日亡くなったデザイナーKarl Lagerfeldの追悼イベントの建物が解体中でした。


Pont de Bir-Hakeim(ビラケム橋)の背後にTour Eiffel (エッフェル塔)(2019.02.17)

Pont de Grenelle(グレネル橋)とTour Eiffel (エッフェル塔)(2019.02.17)


Pont de Grenelle(グレネル橋)の中央付近に「Statue de la Liberte Paris(パリの自由の女神)」 (2019.02.17)


Pont Mirabeau(ミラボー橋)から
(2019.02.17)

Pont Mirabeau(ミラボー橋)の鉄の欄干が綺麗です
(2019.02.17)


河岸に艀が固定されています


艀の上で休息する鳥、なぜか同じ方向を向いている

「Statue de la Liberte Paris(パリの自由の女神)」 (2019.02.17)


パリ万博に展示されたNew Yorkの
自由の女神像の頭部 (1878年)<Web>


かわいらしい艀

Pont de Bir-Hakeim(ビラケム橋)(2019.02.17)


Pont de Bir-Hakeim(ビラケム橋)(2019.02.17)


Pont de Bir-Hakeim(ビラケム橋)(2019.02.17)

Park Jardins du TrocaderoでデザイナーKarl Lagerfeldの追悼イベントの建物が解体中(2019.02.17)

Tour Eiffel (2019.02.17)
2018.01.28

 異常気象で1月はほとんどお日様が出なくて、ほとんどが雨か曇り。それゆえにLa Seineは増水。

 1月に入ってからパリは雨ばかり。それでセーヌ川は増水して川沿いの遊歩道が完璧に水没。パリ付近ではあちこちで洪水。2016年に次いでの規模です。

 パリではセーヌ川に架かるPont de l'Alma(アルマ橋)のLe Zouave Du Pont De L'Alma(ズアーヴ像)が水位のバロメータになってます。1910年の増水が過去最高でズアーヴ像の帽子まで水位が上がったらしい。

 ついでにPont de l'Almaの右眼の付け根あたりにあるFlamme de la Liberte(自由の炎)の下には元イギリス王妃のダイアナ女史を偲ぶ写真が飾られています。彼女が亡くなったのはこの下を走る地下道での交通事故でした。


Pont de l'Alma (2018.01.28)

Le Zouave Du Pont De L'Alma (2018.01.28)


Le Zouave Du Pont De L'Alma (2018.01.28)


Le Zouave Du Pont De L'Almaの写真を撮っている人達 (2018.01.28)

Flamme de la Liberte (2018.01.28)


Flamme de la Liberteの下には今でもダイアナ妃を偲ぶ写真などがある (2018.01.28)


(2018.01.28)

Ile de la Citeの一部は既に水没 (2018.01.28)


La Seineの遊歩道も水没 (2018.01.28)


La Seineから見たCathedral Notre-Dame (2017.04.22)

Cathedrale Notre-Dame de Paris (2017.02.17)

Les Docks : Cite de la Mode et du Design (2016.11.6)

Les Docks : Cite de la Mode et du Design(2016.11.6)

Institut du monde Arabeのテラスから(2016.11.6)

Institut du monde Arabeのテラスから(2016.11.6)

La Seine (201610.9)

Pont d'IenaとTour Eiffel (201610.9)

La SeineとTour Eiffel (201610.9)

Passerelle Debilly (2016.10.9)

Passerelle Debilly (2016.10.9)

Pont de Bir-Hakeim (201610.9)

La Seine (201610.9)

La Seine(2016.7.23) 

La Seine、向かいはMusee d'Orsay(2016.7.23) 

Paris Plage(2016.7.23) 

Paris Plage(2016.7.23) 

Paris Plage(2016.7.23) 

Paris Plage(2016.7.23) 

Paris Plage(2016.7.23) 

Paris Plage(2016.7.23) 

La Seine (2016.5.8)

La Seine沿いの古本市 (2016.5.8)


La Seine (2016.5.8)


Tour Eiffelが見えます(2016.04.06)

夕方のLa seine(2016.04.06)

コンコルド広場の観覧車(2016.04.06)

La Seineの観光ボート(2016.04.06)

夜のLa Seine(2016.04.23)

セーヌ川(2008.12.29)

セーヌ川沿いの土産物屋(2008.12.29)

ポン・ヌフ(2008.12.29)

ポン・ヌフ付近のセーヌ川沿いは花屋だらけ(2008.12.29)

ポン・ヌフ付近のセーヌ川沿いは花屋だらけ(2008.12.29)