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| BURGOS ブルゴス |
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2018.08.11-13, 2019.09.21-22
<概要>
Burgosは人口約18万人の比較的大きな地方都市です。バスク地方とカスティーリャ地方を結ぶ交通の要所で農業・工業ともに盛んです。古代よりケルト人の集落が存在していましたが、9世紀末に西ゴート族のアストゥリアス王国によって城塞都市が建設されました。標高850メートル程度の丘陵地帯にあってレコンキスタ（キリスト教徒によるイスラム支配への再征服運動）初期における軍事上の根拠地です。スペインの歴史的英雄El Cid(エル・シッド)の出身、活躍の地であり、街のあちこちにEl Cidの名残が見られます。11世紀よりカスティーリャ王国の都となり、20世紀のスペイン内戦においてはフランコ側の拠点となりました。 郊外にはアタプエルカ遺跡があり人類化石が出土しています。 |
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2019.09.21-22
<ホテル> Burgosには16::00頃に到着しました。昨夏に続いて二度目のHotel Meson del Cidに泊まります。ホテルの駐車場はeur18/dayと高いので付近の路上駐車を試みましたが、全く空いていませんでした。仕方なくホテルの駐車場へ。 前回泊まった時は別館で斜め前にCatedral de Burgos(ブルゴス大聖堂)が見える部屋でしたが、今回は本館で真正面にCatedral de Burgosが見える絶好のロケーションです。 Hotel Meson del Cid *** |
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 昨年に続いて二度目のHotel Meson del Cidの本館 |
 Hotel Meson del Cidのロビー |
 部屋は202号室Sancho II |
 昨年に続いて二度目のHotel Meson del Cid |
 部屋から見える景色、Catedral de Burgos(ブルゴス大聖堂)の真正面です |
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<見所> Paseo Espolon(エスペロン通り)を歩いているときにReloj El Moritoという歴史的建物があり、主にBiblioteca del Teatro Principal(公立図書館)に使われているのですが、その一角にLa Casa de los Gigantillos(巨人の博物館)というものがありました。外から巨大な人形が見えたので面白うそうなので入ってみました。入館は無料です。人形はBurgosの歴史にかかわる人物たちが主体で、El Cid夫妻の人形もありました。他にも伝統的な衣装の人形とか、世界の各大陸を象徴する人形などがあり、その高さは高さ2m40から4mまであるそうです。もっと小さな人形もあります。これらの人形は年に数回、お祭りなどの行事に参加します。 |
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 Arco de Santa Maria(サンタマリア門) |
 Catedral de Burgos(ブルゴス大聖堂)の側面 |
 大聖堂の上を渡り鳥が飛んでゆきます |
 La Casa de los Gigantillos(巨人の博物館)、中央背後の男女はEl Cidとその妻 |
 これらの大きな人形は世界の大陸を意味しています |
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 Plaza Mayor(マヨール広場)はイベントで大賑わいでした |
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<レストラン> 夕食は事前に予約していたホテルのレストラン。「2名で夕食」との予約をしていただけですが、時間は21:00となっていました。これってスペインでは普通に当たり前の時間なんです。昼ご飯も普通は13時以降ですし。さて、まずは地元Dueroの赤ワインをオーダー。eur16.5です。先付けになんとなく海鮮風味(カニ？)のクリームコロッケが出てきて、前菜は名物Morecilla de Burgos。今回の旅の重要な主役です。前菜はもう一つ野菜スープ。ポルトガルでもよく出る感じのさっぱり出汁の素朴なスープです。メインはCordero lechal Asado(乳のみ子羊のロースト)。カリカリに焼かれた表面と柔らかな肉部分のバランスが絶妙！皆さん最後は手づかみで食べます。もう一つのメイン、Entrecot de vaca a la brasa(リブアイ・ステーキ)はまあ普通かな。デザートには達せず、コーヒーでおしまいとしました。これでeur91.63です。 Restaurante Meson del Cid |
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 地元ワイン Dueroの赤 |
 先付けはクリームコロッケ |
 前菜に名物Morecilla de Burgos |
 前菜に野菜スープ |
 名物Cordero lechal asado IGP (racion) (乳のみ豚のグリル) |
 Entrecot de vaca a la brasa(リブアイ・ステーキ) |
 レストランのメニュー |
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<見所>
夕食後、ちょっと散歩。 |
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 夜のCatedral de Burgos |
 ファサードの彫刻 |
 柱頭の彫刻、夜見ると不気味ですね |
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 Catedral de Burgosの南側Plaza Rey San Fernando(レイ・サン・フェルナンド広場) |
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朝からあまり天気は良くなかったのですが、Burgosを少し散歩してみました。 |
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 Hotel Meson del Cid本館の前 |
 朝の散歩、Catedral de Burgos(ブルゴス大聖堂) |
 Arco de San Esteban(サンセバスチャン門)、Calle Alvar Fanez(アルバル・アニェス通り) |
 朝の散歩、商店の多いCalle de Lain Calvo(ライン・カルボ通り) |
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2018.08.11-13 <ホテル> このホテルは最大の見所であるCatedraleの目の前で、古い建物を利用したホテルは落ち着いた雰囲気で心地よく、スタッフもとても親切です。Catedraleの見える部屋をリスクウエストしたので、チェックインの際にeuro10アップで大聖堂(Catedral de Burgos)が見える４階の部屋にしてもらいました。斜め前にCatedral de Burgos、その下の広場Plaza Sta. Mariaと噴水Fuente de Santa Maraaが目の前です。チェックイン時、ホテルの隣にあるIglesia de San Nicolas とCatedral de Burgosではちょど結婚式の最中で多くの着飾った人でにぎわっていました。 Hotel Meson del Cid *** |
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 Hotel Meson del Cidの部屋 |
 部屋からCatedral de Burgosが見えます |
 隣のIglesia de San Nicolasで盛大な結婚式 |
 Catedral de Burgosでも結婚式 |
 Catedral de Burgos側面 |
 ホテルの外観 |
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<レストラン> ホテルを出てCatedral de Burgosの裏手の広場Plaza Huerto del Reyに面したRoyalで昼食。とっても庶民的なBarのようなお店です。パラソルの下の外のテーブルで昼食。よく分からずにオーダーしたものが運良く地元名物Mocilla de Burgos(血入りソーセージ)でした。予想に反して臭みなく、でも味に深みがあり、非常においしかった。玉ねぎ、血、お米、塩、コショー、パプリカ等のスパイスで出来ています。お肉は入っていないんですね。中国餃子のようにこれ一品でＯＫという主食のように食べられるすぐれものです。 気温は28℃程度ですが、日射しが異常に強いので陽が当たると体感温度は40℃以上です。外で食事するときはパラソルが必須です。 |
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 Catedral de Burgos前のPlaza Sta. Mariaから見たCatedral de Burgosのファサード |
 地元名物Mocilla de Burgos |
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<見所> Catedral de Burgosに入ってみました。入館料を払って英語の説明レコーダーを借りてじっくり拝観。この大聖堂はSevilla、Toredoに次ぐスペインだ第三の規模の大聖堂です。1221年着工の大聖堂の内部は豪華絢爛。ここにはレコンキスタの英雄El Cidのお墓があります。レコンキスタとは、中世に高度な文明を持ったイスラム教徒によるスペイン支配から領土を奪回するキリスト教徒の戦いです。立場を変えてみると、現在のモスリムによる「聖戦」とあまり変わらない考え方かもしれません。 |
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 側廊からCatedral de Burgosに入ってみます |
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 ミケランジェロの工房の作品 |
 天井の装飾がすごい |
 階段が・・・ |
 この地方の祭壇はこんな感じで豪華絢爛 |
 聖母被昇天 |
 大聖堂中央の八角の塔の下 |
 その下にEl Cidとその妻の墓 |
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 16世紀のMaria Magdalenaの絵。Leonardo da Vinchi作と言われていましたが、実はGiovan Pietro Rizzoli作 |
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 中国のお寺みたいに色がケバイ |
 El Cidの箱？ |
 回廊ですね |
 歴代の司教？ |
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Catedral de Burgosを出てArco de Santa Maria(サンタ・マリア門)をくぐると町の中心を東西に流れるRio Arlanzonがあります。この川に沿ってPaseo de Marceliano Sta. Mariaという日陰の通りがありますが、これはここの異常にきつい陽射しを避けて散歩するには最適です。 Paseo de Marceliano Sta. Mariaの先にEstatua del Cid Campeador(エル・シド像)がありました。 |
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 Rio Arlanzon |
 Rio Arlanzon沿いのPaseo de Marceliano Sta. Maria |
 Estatua del Cid Campeador(エル・シド像) |
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<レストラン> 夕食は有名な郷土料理店Casa Ojeda。 Restaurante Casa Ojeda ここの血入りソーセージMocilla de Burgosは特に薄い味付けながら臭みなどなくでも味に深みがあり、非常においしかった。乳のみ子羊のローストCordero lechal Asadoはカリカリに焼かれた表面と柔らかな肉部分のバランスが絶妙！皆さん最後は手づかみで食べます。いやぁ、これはものすごーくうまい！！Rabo de Vaca(Ox Tail)も味が濃くない。 夕食は早くても21時から。23時も過ぎた帰り道、Burgos大聖堂の夜景がきれいでした。 |
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 Casa Ojedaの入口 |
 Casa Ojedaは高級レストラン |
 地元赤ワイン |
 名物Morecilla de Burgos |
 Cordero lechal Asado |
 Rabo de Vaca(Ox Tail) |
 Burgos大聖堂の夜景がきれい |
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朝食後、気温の低いうちにとホテルの裏手の丘の上にあるCastillo de Burgos(ブルゴス城)の遺跡に行ってみました。ここからのBurgos市街の眺めは格別です。 Arco de San GilやCatedral de Burgosが一望の下。遠く Monasterio de las Huelgasも見えました。起源は884年にさかのぼりますが、1808-1813にフランス軍によって破壊されたそうです。 Castillo de Burgosを東に下ると Iglesia de San Lorenzo el Realに出ました。 |
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 Castillo de Burgos入口 |
 Castillo de Burgos |
 Arco de San Gil |
 Castillo de Burgos |
 Catedral de Burgosが見える |
 Monasterio de las Huelgas |
 Iglesia de San Lorenzo el Real |
 Iglesia de San Lorenzo el Realの横の家屋にボテっとした犬 |
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Museo de Burgosでは古代ローマ時代、中世へと地元の様子が分かりやすく説明されています。Burgosの南東約50kmにあるClunia(Coruna Del Conde)にはローマ時代の石碑や古代劇場が残っているらしい。その他にもこの辺りには以下のように多くの多くのローマ遺跡が残っているようです。 Sasamon ： Puente Romano de Trisla、Arco de San Miguel de Mazarreros、Iglesia de Santa Maria la Real |
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 Museo de Burgos |
 Museo de Burgos内部の回廊 |
 ローマ時代の石碑(Clunia遺跡) |
 聖母子像、ピレネーでよく見るタイプ |
 柱頭彫刻 |
 彫刻が細かいのが特徴ですね |
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 17世紀のキリスト絵画にしては斬新 |
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Museo de Burgosを見終えて途中の雑貨屋兼パン屋みたいなところで昼食用の菓子パンのようなものを購入。 Arco de Santa Maria(サンタ・マリア門)をくぐって大聖堂へと抜けてホテルに戻ります。 |
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 Arco de Santa Maria |
 Arco de Santa Mariaの彫刻、上部左はEl Cid,、中央はCarlos V |
 Monasterio de las Huelgas |
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<レストラン> 夕食はBarでTapasと地元のビールとワインでおしまい。毎日食べすぎは良くないので軽く食べましたが、イベリコ豚のハムは美味しかった。 |
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 夕食 |
 JOSELITOのハモンセラーノは特別美味しい！ |
 夕陽を浴びる Catedral de Burgos |
 夜の Catedral de Burgos |
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<見所> ホテルのスタッフが「隣のIglesia de San Nicolasは中が綺麗だぞ」と言っていたのですが、ミサ中などは「観光客お断り」と入口に張り紙されているので遠慮していたのですが、その張り紙が無い時間に入ってみました。たしかに、精緻な彫刻の祭壇は必見です。 |
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 Iglesia de San Nicolas入口 |
 Iglesia de San Nicolas祭壇 |
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地元の市場(Mercardo)を訪ねるのは旅の大きな楽しみの一つです。Burgosの市場はモダンで清潔でした。でも売っているものは結構すごい。最後の写真は内臓系のお肉屋さん。舌や豚足、豚顔はもとより、子羊の頭を脳みそごと真っ二つに割ったものまである。そういうのが不得手な人は写真をよく見ないでね。 |
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 巡礼者の道のマーク |
 巡礼者向けセットメニュー |
 地元名物 |
 モダンな市場 |
 清潔です |
 熊みたいな豚 |
 子羊の頭が真っ二つ！ |
 その他色々な部位 |
 子豚の表皮、水筒です |
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