Coimbraはポルトガル第三の都市で人口は約9万人。欧州で4番目に古い大学Universidade de Coimbra(コインブラ大学)を擁するポルトガル文化の中心です。確かに静かな佇まいの街並みです。
<ホテル>
Hotel Astoriaはモンデゴ川(Rio Mondego)の川沿いにある古い由緒ある感じのホテル。エレベータは螺旋階段の真ん中を通過する古めかしいタイプ。部屋も木材を多用したクラッシックな感じです。部屋にはいるとバスルームの設備も昔ながら。窓を開けるとRio Mondego(モンデゴ川)とPonte de Santa Clara(サンタ・クララ橋) が目の前。“ああ、ヨーロッパに来たな”って感じです。相変わらず晴天で気温はリスボンより若干低め。
Hotel Astoria ★★★ Av. Emidio Navarro no 21, Coimbra
Tel +351239853020 / astoria@almeidahotels.com
EURO 130/2 nights (incl.TAX/BF)
Rua Ferreira Borgesから見たArco de Almedina、Se Vellha, Velha
Rua Ferreira Borgesから見たPraca do Commercio
Praca do Commercio
Praca do Commercioの郵便ポスト
Praca do CommercioのSao Tiago教会
Praca do Commercioの土産物屋
Praca do Commercioで見たBar、アズレージョが美しい
Praca do Commercioの噴水
Praca do Commercioからの小路は昔ながらの商店街
変な焼き物人形
その通りは先に進むとRua Visconde da Luzと名前を変え、Placa 8 de Maio(5月8日広場)につながります。広場には市庁舎とMosteiro de Santa Cruz(サンタクルス修道院)があります。修道院は1131年にアフォンソ・エンリケスによって建設され、16世紀にマヌエル1世が改修したものですが、土台はローマ時代のものらしい。
Praca 8 de MaioのMonsteiro de Sanra Cruz(1131年、16世紀改修)
Praca 8 de MaioのMonsteiro de Sanra Cruzのファサード
Praca 8 de MaioのMonsteiro de Sanra Cruzの横を郵便局(CCT)へ向かう
Mercadoを出て先に進むと大学のある丘へ登るElevador do Mercado(市場エレベータ)があったので、乗ってみることにした。1人片道1.2ユーロ。でも3回分の回数券は2ユーロなので、それを買った。乗っている時間は短くても、この高さを昇ることを考えれば時間的にも体力的にもかなり楽です。
エレベータを降りてちょっと景観を楽しんでから少し坂を上る。
Elevador do Mercado、Universidadeへと昇ります
Elevador do Mercadoの終点から見た北側
このトタン屋根の建物に多くのゲートがあって時折若い人達が中に入って行きます、何だろう?
Elevador do Mercadoの終点から見た西側
SE Nova(新カテドラル)の横を抜け、Museu Naciaonal Machado de Castro (国立マシャード・デ・カストロ美術館)の入口辺りだけ覗く。ここにはCripto Portico(ローマ時代の地下堂)があるらしい。
Se Nova。
Museu Nacional Machado de Castroからの眺め、Se Velhaが見える。
Museu Nacional Machado de Castroの回廊
更に進むとVelha Universidade de Coimbra(旧コインブラ大学)の前へ。Potra Ferrea(鉄の門)をくぐり抜け、Velha Universidade(旧大学)の中庭へ入るとラテン回廊(Via Latina)と時計塔が目に入る。
Universidade de
Velha Universidadenoの入り口、Porta Ferrera(鉄の門)
Velha Universidadeの中庭
Velha Universidade、Via Latina(ラテン回廊)
Velha Universidade中庭
Velha Universidade、Via Latina(ラテン回廊)と(時計塔)
Velha Universidadeから見たRio Montego
Velha Universidadeから下る道
Velha Universidadeから下った道の門
そこから坂を降りてSe Velha(旧カテドラル)に向かった。SEは1162年のロマネスク様式。イタリアのCathedoraleに比べると大理石などほとんど使っていなくて素朴な印象だ。ついでにその前にあるTrovador(Fado Restaurant)の位置を確認した。ここは夜にFado das Coimbrasの生演奏があるレストランらしい。その後は旧市街の小路を散策してホテルに戻った。
Se Velhga
Se Velhaのファサード
Se VelhaからArco de Almedinaへ向かって下る道
<レストラン>
夕食はAdega Paco de Conte。地元っぽい飾り気のないレストランです。お店のご主人らしい方が色々と料理の説明をしてくれて、楽しく食事が出来ました。
Adega Paco de Conte Rua Paco do Conde 1, Coimbra
239-825605
オリーヴ、パン、Spoa de Mariscos(魚介スープ)、Chanfana(子ヤギの香草ワイン煮)、Espetada do Lombo de Porco na Brasa C/Batata Frita e Salada(豚ロースの串焼きにフレンチフライとサラダの付け合わせ)、Molotofe(メレンゲにカラメルを混ぜ蒸し焼きしたもの)、 赤ワイン1/2ボトル、2 Cafe。これだけ食べて 21ユーロです。チップ2ユーロ置いた。特にChanfanaはこの辺りの名物料理。赤ワインと強烈なアニスの香りが食欲をそそります。美味しく、安く頂いて気分を良くしてホテルへと戻りました。
Adega Paco do Condeの入口はこんな感じ、普通のお店
お店のメニュー
Coimbra初日の夕食です、Adega Paco do
素朴なレストランです
Sopa de mariscos。
淳はEspetada do Lombo de Porco na Brasa C/Batata Frita e Salada、右下がCoimbra名物Shanfana、子山羊を赤ワインと香草で煮込んだもの、アニスの香りが強烈で美味しい
お店のショーケースを指さして出して貰ったMolotof、ホワホワのメレンゲ蒸しにカラメルシロップ
Coimbra駅の夜景、時計の時間が間違ってます
古めかしいHotel Asroiraのエレベータ
ホテルの窓から見たPonte de santa Claraの夜景
ホテルの窓から見たRio Mntego対岸の夜景、Convento de Santa-Clara-a-Nova(新サンタ・クララ修道院)
2010.04.30
薄曇りで時々晴れる感じの天気です。
翌朝ホテルの窓から見たRio Mntego対岸、Convento de Santa-Clara-a-Nova
今日はホテルからPonte de Santa Clara(サンタ・クララ橋)を渡ってConvento de Santa Clara-a-Velha (旧サンタ・クララ修道院)へと向かいました。途中Portugal dos Pequenitos(ミニ・ポルトガル)の前を通りましたが、東武ワールド・スクウェアみたいなテーマパークで、規模はさらに小さい感じ。大したことはなさそうなのでそこは見ないでConvento de Santa Clara-a-Nova(新サンタ・クララ修道院)へと向かいました。
Ponte Santa Claraから見たHotel Astoria
橋を渡った先にあるPortugal dos Pequenitos(ミニ・ポルトガル)、東武何とか公園みたいなヤツ
Convento de Santa-Clara-a-Nova(新サンタ・クララ修道院)に向かう道すがら、中国チックな建物
Convento de Santa Clara-a-Nova(新サンタ・クララ修道院)前にはCoimbraの守護聖人イザベル王妃の立像があり、丘の上からRio Montegoを望んでいる。修道院の中に入って、そこから売店に入ると1人1.5ユーロで内部を見られるような案内があったので、売店の若い男性修道士?にお金を払うと奥へと案内してくれた。二つほど部屋を向けると回廊に出た。ここが見学する対象らしい。しばらく回廊の静けさを楽しみ、また、十分に整備されていないちょっと荒れた状況を垣間見ながら、ごく最近になって修復されているのだと実感した。きっと荒れ果てたまま何百年も時を過ごしたのだろう。しばらくして回廊を出て元の売店に戻ろうとしたのだが、二つ目の部屋の出口の鍵が閉じられている。部屋を出て他の脱出ルートを捜したが、見つからない。閉じこめられてしまった。しばらくは閉じられたドアの前で叫んだり、呼び鈴を見つけてスイッチを押したりしたが、誰も来ない。何度も叫んでいるうちにようやく修道士がやって来た。彼はドアを開けて謝った。
Convento de Santa-Clara-a-Nova
Convento de Santa-Clara-a-Nova(新サンタ・クララ修道院)の前でRio Montegoを望むイザベル王妃像、Coimbraの守護聖人
イザベル王妃と同じように対岸のCoimbra旧市街を望む
1人2ユーロを払ってConvento de Santa-Clara-a-Novaの回廊へと
Convento de Santa-Clara-a-Novaの回廊のゴムの木?横に伸びている
1人2ユーロを払ってConvento de Santa-Clara-a-Novaの回廊
修道院から出て今度はQuinta das Lagrimas(涙の館)へと向かった。ミニ・ポルトガルの横を通り過ぎる。案内板には表示があるのだが、Fonte das Lagrimas(涙の泉)はなかなか見つけられない。ホテルの中庭をうろついたり、打ち放しのゴルフ場の中を歩いたり、色々と探し回った挙げ句に見つけた。しかしあまり整備されていない。同じ様に涙の泉を見つけられずうろうろしている人たちが何組かいた。ホテルももう少し力を入れて整備しても良いのではないだろうか?と思った。
Quinta das Lagrimas(涙の館)、今は廃墟
Quinta das Lagrimas前の古そうな木
Fonte dos Amoras(恋人達の泉)を捜して・・・、案内板が少ないのでどれが見物か分からない