2001.04.30
<概要>
首都人口は80万人以上、首都圏で亜230万人。ただし、国会、中央官庁、王宮、各国の大使館など首都機能のほとんどはデン・ハーグにある。元々は小さな漁村だったが、13世紀にアムステル川の河口にダムを築き町が築かれたらしい。16世紀には海運貿易の港町として、ヨーロッパ屈指の都市へと発展。
現在のアムステルダムは、アムステルダム中央駅を中心に市内に網の目状に広がる運河や、その運河に沿って並ぶ無総督時代の豪商の邸宅、自転車、飾り窓の女性たち、アンネ・フランクの家、ゴッホ美術館、国立博物館、等々、見所満載の都市です。
朝10時、中央駅を降りるとすべての交通は麻痺しており、ダムラック通り(DAMRAK)には人が溢れかえっていました。人は時間と共に増える一方。今日は女王陛下のお誕生日で異常な盛り上がり。中心街はトラム、バス、タクシー、地下鉄ともすべてストップし、移動手段は自前の足のみ。せっかく買った「アムステルダム・パス(博物館・美術館・交通・レストラン等の無料・割引クーポンセット)」もほとんど役にも立たない状況でした。
通りの両側には露店が出て、運河を行く船の上では何やら大騒ぎ、子供達までがロックバンド気取りで通りで演奏を始め、街中狂乱状態。でも、皆さんオランダのシンボルカラーであるオレンジ色をまとい、地元HEINEKENのビールをこよなく愛し、本当に楽しそうにしている。女王陛下の誕生日ってそんなに楽しいのだろうか?外国人にはよく分からない。
徒歩で約2時間もかかって何とか国立ゴッホ美術館(RIJKSMUSEUM VINCENT VAN GOGH) にたどり着いて見学できたけれども、帰りがまた大変。運河に架かる橋の上には人が溢れかえって渡れない。空いている橋を探し、人の少なそうな通りを探しながらの帰り道。
アムステルダムへは普通の時期にもう一度行ってみたいと思う。今度こそ、ゆっくりと美術館や博物館などを回ってみたい。