Hotel Riva del Sole Viale Lungomare G Giardina 25, 90015 Cefalu
+390921421230
EUR120/night (incl. Tax & BF)
海岸線の通りに面したホテル
1回にホテルスタッフのオフィスがある?!
広い部屋でした
昔のリーぞーとホテルっという感じで豪華なロービー
朝食は多様な食材でよし!
こんな感じの空模様
<見所>
早速ホテルを出て海岸線の通りLungomare Giuseppe Giardinaを旧市街に向かって歩いてみます。右手に山というか、不自然に突如隆起した大きな岩山があります。岩山の崖の上にはRocca di Cefalu(中世の城塞跡)、古代に遡る歴史を持つTemple of Diana(ディアナ神殿)があります。
ここから旧市街へと足を踏み込むと昔ながらの狭いとおりが続きます。
海岸線から突如立ち上がる岩山
崖の上にRocca di Cefaluの遺構が見えます
Lungomare Giuseppe Giardina
Lungomare Giuseppe Giardinaをさらに北へと進むと左手にLavatoio Medievale Fiume Cefalino(中世の洗濯場)と呼ばれる施設があります。入口を入るとちょっと下ってゆきます。左手に洞窟状の取水口があって、右手に四角い穴の空いた石で出来た洗濯場があります。女性達が集まって、先ほどの岩山から流れ出る冷ややかな清水で洗濯をしたのでしょう。今日はちょっと肌寒いのですが、夏場には涼しくて最高の場所だったのでしょうね。
Lavatoio Medievale Fiume Cefalino(中世の洗濯場)の入口
中に入るとちょっと下ってゆきます
四角く穴を開けられた石の中に水が流れてきて、右側の斜めの石板に布を押しつけて洗ったのでしょう
海岸線の通りLungomare Giuseppe Giardinaから東に向かう狭い通りVia Mandraliscaに入ると右手にMuseo Mandralisca(マンドリスカ博物館)がありました。ここは後で見ることにしてさらに先に進むと博物館付属のMagazzino Dell Olio(古代のリーヴオイル商店)がガラス越しに見られるようになっていました。さすがに紀元前300-400年頃のポエニ戦争時代から存在している町なんですね。
Via Mandraliscaは町の目抜き通りCorso Ruggeroに突き当たり、その先に立派な大聖堂Chiostro della Cattedraleが建っています。これはルジェッロII世が1131年に建てた大聖堂です。アマルフィ征服から帰還途中のルジェッロII世が嵐に遭い、帰還できたらその場所に大聖堂を捧げると神に祈って漂着したのがCefaluだったのです。1240年に出来たファサードの両脇には2本の鐘楼が立っています。三連アーチの柱廊玄関は1472年にComo家が追加したものです。内部の身廊身廊奥にはCristo Panocrator(全能のキリスト)のモザイク画があり、その周囲を高級天使(セラピム:6枚の翼で体を覆っていうことが多い)に囲まれています。
Chiostro della Cattedraleに向かって左側の建物Diocesi di Cefaluは大聖堂と合わせて妙にしっくりくるバランスでここの景観を彩っています。 Chiostro della Cattedraleの向かいにある市庁舎はペラっと白くて、ちょっとここには似合わないかな。
雨がちだったので洗濯物がビニールシートに覆われていた
Magazzino Dell Olio(古代のオリーヴオイル商店)らしい
Piazza del DuomoとChiostro della Cattedrale
Chiostro della Cattedraleファサード
身廊
ロマネスク的な柱廊彫刻
豪華な天井画ですね
マリア像
Foujitaのように乳白色の像が珍しかった
ステンドグラスではなくアラバスター
透光性のあるアラバスターに彩色して綺麗です
Diocesi di Cefalu
Piazza del Duomoと白いMunicipio di Cefalu(市庁舎)
Cefaluの最北端にある17世紀の城塞跡Bastione di Capo Marchiafavaへと行ってみました。東側の海岸線沿いに古代から中世にかけての城壁の残骸が見られます。
Bastione di Capo Marchiafavaから見た
Bastione di Capo Marchiafavaから見た海岸の様子
Lungomare Giuseppe Giardina
Museo Mandralisca(マンドリスカ博物館)へ行ってみました。19世紀の男爵Mandriscaのコレクション。古代カルタゴ、ギリシャ、ローマ時代の出土品が沢山ありました。やはり遠い昔から文明があったのですね。ここで必見とガイドブックに書かれていたAntonello da Messinaの作品「男の肖像」は一時的にMilanoに行っていて、ここには模写しかなかったのはちょっと残念でした。
Museo Mandralisca(マンドリスカ博物館)入口
いかにもギリシャ的な出土品
マグロを切り売りしている
Giorgio Varari(1511-1574)の絵らしい
ここで必見とガイドブックに書かれていたAntonello da Messinaの作品「男の肖像」は一時的にMilanoに行っていて、ここには模写しかなかった