2005.05.05-06
<概要>
ラ・スペツイアの市街を抜けて海岸線に進み、クネクネとした狭い道を通って半島の先へと出るとポルトヴェーネレです。チンクエ・テッレと共に世界遺産に登録されています。人口5000人足らずの小さなリゾートです。
<見所>
海岸線の街並みは色とりどりでとても綺麗です。ポルトフィーノと似た印象がりますが、こちらの方が庶民的な感じがします。街並みの先には13世紀のサン・ピエトロ教会(Chiesa S. Pietro)がりますが、教会の中にはほとんど何もありません。そこから丘を登って行くと12世紀のロマネスク様式のサン・ロレンツォ教会(Chiesa San Lorenzo)があります。さらに上に登り続けると城塞(Castello)があり、そこからの町の眺めが最高です。ポルトヴェーネレの半島の横には小さなパリマリア島(Isola Palmaria)があります。ここから海岸線へと下って行く時、すごく急峻な坂道がありました。水道管を手すりにして皆さん上り下りしているようでした。
<ホテル・レストラン>
半島の先、海岸線に降りる道路の手前に今夜の宿がありました。まさに庶民の海岸リゾート・ホテルという感じです。フロントでは大きな犬が一匹寝ていました。チェックインを済ませ部屋に向かうのですが、一旦外に出て別棟の部屋に入りました。部屋からは海岸が見えます。部屋のインテリアは白とグリーンを基調としており、あまり高級ではない家具類とあいまっていかにも庶民的海岸リゾートって感じです。
ホテルは1/2Pensionで予約したので夕食が付いています。海岸線の見えるテラスがレストランになっていて、暗くなった海岸線の街灯と船の灯火が見えて素敵な場所でした。庶民的な感じは否めないのですが、従業員は親切かつ丁寧で、楽しく場を盛り上げてくれます。
Hotel Restaurant "Paradiso"
Via Garibaldi, 34 / 40 Portovenere
info@hotelportovenere.it
Tel.+39 0187 790612 /Fax.+39 0187 792582
EUR180(1/2Pension:朝夕食付き)