VILLA ADRIANA
ハドリアヌス帝の別荘
1994.8.18、2018.11.03

<概要>

2018.11.03

 PalestrinaからTivoliに寄ってからVilla Adrianaに着いたのは午後1時半頃でした。ローマ皇帝Adriana(ハドリアヌス)が欧州、北アフリカ、中東、スペインからイギリスにかけてのローマ帝国領土全土を視察した場所の思い出を20年かけて自分の別荘を仕上げて行きました。しかし、ローマ帝国の辺境の守備を盤石にすることに勢力を尽くした彼は非常に多忙であり、通算で数年しかここで過ごすことは出来なかったそうです。

 入場券を買って最初に見たのはTeatro Greco(ギリシャ様式劇場)。ローマ帝国の劇場にしては小ぶりですが、これがハドリアヌス個人用の劇場だとすると、とんでもない規模ですね。

 次にPecile。237m x 97mの四辺に柱廊を持つ長方形の体育場のようなものです。アテネの市民広場にあったストア・ポイキレ(多色彩色の中庭)を模したものと推定されています。

 Edificio con Tre Esedreの横を通ってGrandon Terme に出ます。その奥にCanopoと呼ばれる場所に出ます。これはエジプトのアレクサンドリアと運河で結ばれているカノーポスを再現しようとしたものらしい。

 ここから裏手に入てPretorio(三階建兵舎)、Peschiera、 Cordero lechal Asado、Piazza D'Oroなどを見て戻りました。


Teatro Greco(ギリシャ様式劇場)

Teatro Greco(ギリシャ様式劇場)

Pecile(ポイキレ:色彩回廊)

Edificio con Tre Esedre

Grandon Terme

Grandon Terme

Canopo

Canopoと背後にTempio di Serapeo


Pretorio(三階建兵舎)



Peschiera

Cordero lechal Asado

Piazza D'Oro

Villa Adrianaの模型

Villa Adrianaの模型

Tivoliが見えます
<概要>

1994.8.18

 ハドリアヌス帝の別荘(VILLA ADRIANA)は今から1800年以上前のローマ時代の遺跡。宮殿、神殿、劇場、浴場等を有する大規模なものでした。UNESCO世界遺産に登録されています。

 チボリの近くであり、ローマからのバスツアーなどが利用できます。


カノープス

カノープス