BOLOGNA ボローニャ |
2017.04.15-16、2019.12.30-31 <概要> Bolognaは周辺地域を含む人口約37万人の基礎自治体(Comune)であり、1088年に創立された西欧最古の大学ボローニャ大学があることで有名。町の起源は紀元前10世紀に及び、以降エトルリア人、ガリア人、ローマ人の侵入を受けて発展してきた。ローマ帝国滅亡後は衰退するが、中世に自由自治としてして大きく繁栄した。今の町並みは中世からルネッサンスの影響を強く受けている。 |
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2019.12.30-31 <ホテル> Bolognaには12時過ぎに到着しました。ホテルの裏側のガレージ入口横に車を違法駐車して荷物を運び出してチェックイン。幸いホテルの部屋は空いており部屋に荷物を運び込むことができました。すぐさま車を出して駅そばのEuropcarまで行って車を返却。徒歩10分でホテルに戻りました。一度来ているのでスムースに事が運びました。 Hotel Internazionale <見所> 昼食後に再度ホテル前のVia dell'Indipendenzaを南下してPiazza del Nettuno(ポセイドン広場)まで行ってみましたが、ポルティコのある通りは観光客でごった返しの状態で歩くのも大変でした。広場も人でいっぱいです。2017年4月に来た時には修復中で見られなかったFontana del Nettuno(ポセイドンの噴水)が今回は見られました。その先のPiazza Maggioreでは何かの催しの準備がなされています。 散歩ついでにSette ChieseとBasilica Di Santo Stefanoへと足を運びます。 |
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Via Rizzoliへと戻ります。名な2本の塔(1本は斜塔)Le due Torri: Garisenda e degli Asinelliが見えます。 | ||
今度は二本の塔からVia Zamboni(ザンポーニ通り)を北東に歩いてみます。こちらは観光客もまばらですが、Basilica di San Giacomo Maggiore(サン・ジャーコモ・マッジョーレ教会)、Teatro Comunale di Bologna(ボローニャ市立劇場)、Accademia Delle Scienze(ボローニャ大学科学アカデミー)、Pinacoteca Nazionale(国立絵画館)など見所はたくさんあります。これらの大きな建物群や柱廊の見事なPorticoを見ているとBolognaという町の規模というか歴史の重みを感じます。 | ||
ホテルへと戻る途中、Via Guglielmo Oberda(グリュルモ・オベルダン通り)のとある場所に観光客が列をなして何かを覗き込んでいる場所がありました。壁に窓のような四角い穴が開いていて壁には"Affaccio sul Canale delle Moline Su Via Oberdan"と書かれています。この辺りにはちょっとだけCanalle delle Moline(モリーネ運河)が地上に表れており、小窓から見ると家に挟まれた運河の様子がVeneziaの風景に似ており、"La Piccola Venezia(小さなヴェネチア)"とも言われているそうです。あまりに列が長いの反対側のVia Malcontenti(マルコンテーニ通り)に行ってCanalle delle Moline(モリーネ運河)を見てみました。 | ||
<レストラン> 夕食は前回行ったレストランにしました。でもどうやらオーナーが変わっているらしく、料理のレベルがかなりツーリスティックでいまいちかなって感じでした。炭酸水1本、赤ワインをカラフで500ml、Tagliatelle al Ragu、Tortellini Pom.、Cotoletta alla Bologne(ボローニャ風カツレツ)、Insalata MistaでEUR52.00です。 Trattoria Osteria Buca Manzoni |
2017.04.15-16 <ホテル> ホテルは良い意味で昔ながらの設備とサービスを提供する由緒ありそうなホテル。 Hotel Internazionale <見所> ホテル前からVia dell'Indipendenzaを南下して旧市街の中心をほぼ東西に走るVia Rizzoliまで来るとその先がPiazza del Nettuno。Nettunoというくらいなのでポセイドンの噴水(Fontana del Nettuno)があるはずなのだが、修復中で養生されていて見られなかった。イースター祭なので多くの観光客で賑わっていました。レンガで出来た重厚な雰囲気の建物群がこの町の特徴。 Palazzo d'Accursioの裏手のVia IV Novembreまで行ってみてまたVia Rizzoliへと戻ります。ここから東を見ると有名な2本の塔(1本は斜塔)Le due Torri: Garisenda e degli Asinelliが見えます。再び目抜き通りのVia dell'Indipendenzaを通って一旦ホテルに戻ります。 |
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<レストラン> 夕食は食堂って感じの庶民的なお店。6人がけのテーブルが沢山並んでいて、順番に詰めて相席で座る。我々の隣にはカナダ人?の若い女性と母+若い娘の2人、そしてその後にアメリカン英語をべらべらしゃべる若い娘がやって来て相席。 前菜にソーセージ、ハムの盛り合わせ、これでEUR10。ピンクのハムはBologna名物のMoltadella。そして薄いコンソメスープに浸ったチーズ入りトルテリーニ(Tortellini in Broda)が庶民のご馳走のようです。もちろん、Tagliatelle Bologneseも戴きましたが、EUR6なのに山盛りでサーヴしてくれます。安くて美味しいので大人気。外には大勢お客が待っています。雰囲気といい、味といい、量といい、良いお店でした。 Osteria dell'Orsa |
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<見所> Via dell'Indipendenzaを南下します。途中新しそうなCattedrale Metropolitana di San Pietroは横目で見ながら素通り。Via Rizzoliまで来るとBiblioteca Salaborsaが目に入ります。ここから先、1564年に建設されたPiazza del Nettunoに入ります。広場の西側に1428年のPalazzo Comunaleとその奥の塔は13世紀。Palazzo Comunaleの中に入ると市の美術品コレクションCollezioni Comunali D'Arteがあります。Palazzo Comunaleの南側はPalazzo d'Accursioと呼ばれているようですが、分かれ目が分かりません。 |
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Piazza del Nettunoの東側のPalazzo di Re Enzo(エンツォ王の館)は13世紀のもので20世紀に修復されている。町の中心であるPiazza Maggioreは13世紀に建設されてから幾度となく改修されている。広場の北には1485年に着工したPalazzo del Podesta(行政長官官邸)、南には1390年から1659年にかけて建設されたBasilica di San Petronioがある。これはイタリア・ゴシック様式の顕著な実例として重要な建物です。 |
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次はMuseo Civico Archeologicoへと行ってみました。先史時代、villanova時代、エトルリア時代のコレクションが充実しています。ゆっくりと博物館をみたら昼食時。昼食はテイクアウトのお店で地元名物のXXXXを買ってホテルの戻って食べました。 | ||
今度はVia dell'Indipendenzaを通らずに、Piazza Otto Augustaをまたいで南下し、Via G. Oberdanに出てBasilica di San Paolo Maggiore前を通ってVia Rizzoliまで行きます。 ここで再度Le due Torri: Garisenda e degli Asinelliを見ると、見る確度によっては傾いていない塔ですが、適切な場所から見るととんでもなく傾いていることが分かります。まっすぐ立っている塔がTorre degli Asinelliという名前で高さは97m。もう一つの塔Torre Garisendaは48m。この低い方の塔が傾いている。というか、立っているのが不思議なくらい。斜塔って、実はイタリアに沢山あるんです。仲間同士で斜塔をバイクで巡るツアーとかもあるくらい。 |
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Via Rizzoliから東のPiazza della Mercanziaに出て、Via Santo Stefanoを通って南西に向かうと、目の前にSette Chieseを中心とするBasilica Di Santo Stefanoがあります。紀元前5世紀から11-12世紀にわたる教会建築が集まっています。 | ||
<レストラン> 混んでいて最終的に席が取れたのは以下のレストラン。それでも屋内は予約で満席であり、ちょっと寒い屋外となりました。 Trattoria Osteria Buca Manzoni |
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<見所> 旧Bologna大学にあるArchiginnasio/Teatro Anatomicoに行ってみます。ここには当時の教会の反対を押し切って世界初の人体解剖を行った教室がある。まるで劇場のよう。そしてここの図書館で16世紀の本が所蔵されているのを見つけた。 |
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帰り道、Basilica di San Paolo Maggioreへ。レンガと砂岩で出来た17世紀の教会。見事なバロック様式ですね。Palazzo Comunaleの西側を通ってホテル方面に戻る途中ふと見つけたオラトリオOratorio Spirito Santo。さりげなくあったけれどこれもでも1550年のもの。Pozzo dei desideriはなんだかよく分からない。 |
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最後にホテルの更に北側へと行ってみました。Parco della Montagnolaの西側を通って中世の城壁があったはずの環状道路のあたりに出ると古代の城門の後のようなものがありましたが、何だかよく分かりません。Porta Gallieraは古いものかと思ったら、1659-1661年の建設で1929年に修復されたものらしい。 |
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