<概要>
Dresdenはザクセン州の州都で人口は約50万人です。1206年に初めて歴史に登場します。フリードリヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)の治世の時代(1711〜1728年)に発展し、Dresdener Zwinger(ツヴィンガー宮殿)、Frauenkirche Dresden(聖母教会)などが建設され築が開始され、町並みは〈百塔の町〉とも呼ばれ、その様子は絵画にも残されています。さらに1806年に神聖ローマ帝国が解体してザクセン王国が成立した後にDresdenは神聖ローマ帝国の首都となっています。でも第二次世界大戦で爆撃に遭い、ほとんど全ての歴史的建物は破壊されてしまいました。Furstenzug(君主の行列)のタイル画は奇跡的に残った往年の遺構です。
<ホテル>
Dresdenに到着したのは午後3時頃でした。今回のホテルは旧市街の中心部にあるのですが、観光客がそれほど多くなかったのですんなりとホテルの前に車を乗り付けられました。新しくて清潔なホテルです。以前はSwissotelだったようです。ホテルの目の前にResidenzschloss Dresden(ドレスデン美術館)があり、観光に便利です。
Hyperion Hotel Dresden Am Schloss Schlossstrasse 16 Altstadt, 01067 Dresden +49 351 501200 EUR117/night (incl. Tax & BF) 敷地内に事前予約不可の駐車場EUR22/day
さっそくその旧市街を歩いてみます。ほとんどの建物は第二次大戦後に修復されたものですが、重くて権威的な雰囲気が伝わってきます。第二次世界大戦で奇跡的に戦火を免れたFurstenzug(君主の行列)のマイセン (陶磁器)のタイル画はAugustusstrasse(アウグストゥス通り)にそって歴代の王様を描いています。中央辺りにいるのがこの町を発展させたアウグストゥス強王です。
夕食は軽く食べたかったので、Kreuzkirche Dresden(福音教会)の東側を歩いていて見つけたCafeのような軽い感じのお店に入ってみました。モダンでシンプルな感じのお店で料理も比較的シンプルであっさりしたものが多いようでした。サーヴしてくれた女性もインテリジェンスがあって可愛らしい方でした。妻はSoljankaというザクセン州の郷土料理をいただいたのですが、Kievで地元の人が郷土料理といっていた"スリャンカ"と同じようなものみたいです。
ちなみに、Kreuzkirche Dresden(福音教会)の周囲に多くの労働者が集まり、大声で叫びながら何かを訴えています。多くの警察官がその周りを囲うほどの大がかりなデモが行われていたので、お店の女性に聞いてみたら「私には良くは分からない。おそらく、給与の安い人達の不満だと思う。東西統一後も暮らしが貧しいままの人達がいて、こういうデモはずっと続いている。」と言っていた。統一から20年立っても収入格差が縮まらない現実を垣間見たような気がします。
1topf Wei?e Gasse 6, 01067 Dresden 1topf-dresden.de +49 351 48454636
夕食を終えても未だ明るいので旧市街を散歩しながらホテルへと帰りました。
Dresdener Zwinger(ツヴィンガー宮殿)やSemperoper Dresden(ゼンパーオペラ:オペラ劇場)の付近を散策しました。内部には美術館や博物館があるのですが、あまりに入館料金が高いので中には入りませんでした。