AIGUES-MORTES
エーグ・モルト

1997.08.03、2020.02.09

<概要>

 Aigues-Mortesは13世紀の十字軍遠征時にフランス国王が築いた城塞港湾都市でした。550m x 300mの見事な城壁は健在ですが、海岸線は数百年の間に後退しています。城壁の内部は中世の町がそのまま残されている感じです。城壁の要所には塔がありますが、もっとも大きいのはコンスタン塔で、直径は22m、高さは40mの円筒形です。

2020.02.09

 幾つかある塔の一つにTour des Bourginions(ブルギニョン人の塔)というのがあり、当時の戦闘で殺害したBourgogne(ブロゴーニュ)の敵兵を詰め込み、腐敗を避けるために塩漬けにしたといういわく付きの塔です。1997年に来た時に見つけられなかった塔を今回は見ることができました。

 城壁内の一部分は見事なまでの観光地で季節外れにもかかわらず観光客であふれかえっていました。でも、その地区をちょっと離れると静かな街並みが残っています。


城壁内のRue de la Republique

Place Saint-Louis(サン・ルイ広場)とStatue de Saint-Louis(サン・ルイ像)

Porte des Remblais(ランブライ門)から外に出て見た城壁とTour de Constance


Tours des Bourginions

Tours des Bourginions(ブルギニオン人の塔)

城壁外から、左はPorte de la Marine、奥にPorte de l'Arsenal

Porte de la Marine

右側はPorte de l'Organeau

Chapelle de la confrerie des Penitents-Gris(教会)
1997.08.03

町を取り囲む城壁

町を取り囲む城壁

最大のコンスタン塔