CARCASSONNE
カルカッソンヌ
1995.08.14-15、1997.08.13-14、2007.01.01-02、2008.12.20

<概要>

 フランスでは「カルカッソンヌの城を見ずして死ぬことなかれ」と言われるほど有名な、そして雄大な城塞都市であり、UNESCO世界遺産に登録されています。

<見所>

 シテの内部はまるでテーマ・パークの様に、まるで中世の町そのものが存在しています。ただし、メインストリートに所狭しと並ぶ土産物屋は俗物的ではありますが・・・。

 夜のシテは城壁が美しく、幻想的にライト・アップされます。観光シーズンの8月に訪れましたが、夜12時過ぎにライト・アップされた城壁の周囲を散歩しましたが、他にも多くのカップルが夜景を楽しんでいました。

<レストラン>

 この辺りで有名な食べ物は何といってもカッスーレ(CASSULLET)です。豆の煮込み料理で、鳥肉を入れたりします。シテの中は土産物屋とレストランだらけですのでどこででも食べられます。ただし、観光客相手専門のレストランやカフェのカッスーレはあまり好きではありません。あまりにもやっつけ仕事の料理を出されることが多いものですから(他の観光地でも同ことが言えますが)。

 地元の人が教えてくれたレストランは味が良くて雰囲気が中程度に高級で、サービスと価格がバランスしていてよいお店でした。

REATAURANT LA MARQUIERE
13, RUE ST JEAN DANS LA CITE
TEL :68.71.52.00

<ホテル>

 現在の町の中心はオード川(AUDE)の西側の下町(VILLE BASSE)にあり、駅や商店街もそちら側です。オード川の東側の小高い丘の上にシテ(LA CITE)と称する城塞都市があります。駅からシテまで荷物を持って歩くのは学生のバックパッカー以外はちょっと無理かもしれません。

 シテ内にもいくつかホテルがありますが、私のお勧めは2つ星の簡素なホテル。でも石造りむき出しの内装がちょっと他とは違う中世っぽい雰囲気です。恐そうなおじさんがいますが、実は親切な人です。

HOTEL LES RAMPARTS ★★
3, PLACE GRAND PUITS DANS LA CITE
Tel : 68.71.27.72

 Hotel le Donjonでは離れの部屋を用意してくれました。高級ではないけれど、いかにもフランスのプチホテルって感じで可愛らしい部屋です。やっぱりフランスは旅人を上手に扱ってくれるかなって感じです

Best Western Hotel le Donjon (★★★)
C2, rue Comte Roger, 11000 Carcassonne
Tel : +33-04-68.11-23.00 / Fax : +33-04-68.25-06.60
eur79/night(incl. BF)

<その他>

 シーズン中に車でシテ内に入るのは至難のわざです。城壁の外に信号があり、片側通行で城壁内に入りますが、祭りの露店の列に車を入れるようなものです。車一台がやっと通れる道幅の両脇にお店が軒をならべていて、そこを大勢の人が歩いています。当然フランス人は避けようともしないし、避けるためにはどこかの店に入らないといけないくらい狭い。怒りの視線と罵声を浴びながらモタモタしていると信号が変わって前方からも車がやってきます。こうなるともう最悪です。救いようがありません。夜になっても人は絶えません。
 シテ内のホテルに車を入れる場合はホテルのスタッフに城壁の外まで迎えに来てもらった方が無難です。


カルカッソンヌの城壁の町シテの入口です

城壁の外に昔からあるメリーゴーランド

城壁は二重になっています。これは外側

二重の城壁の間です

この商店街を抜けて城壁の中心街へ向かいます

サン・ナゼール寺院

サン・ナゼール寺院

Hotel Le Donjon

城壁内のコンタル城への入口

城壁の上を徒歩で探検するツアー


城壁の夜景

RESTAURANT LA MARQUIERE

オード川から見たシテ

オード川から見たシテ

Hotel des Remper

<絵葉書>

<絵葉書>

<絵葉書>

<絵葉書>

Long Stayの市川さんの作品

Long Stayの竹内さんの作品