LASCAUX
ラスコー
1993.12.13, 2017.08.10

<概要>

 ラスコー洞窟の壁画をご存知ですか。たしか中学校くらいの歴史の教科書の初めに紹介されていたような記憶があります。なんといっても、石器時代の終わり、今から2万年も前に描かれた壁画なのですから。

<見所>

 ボルドーから120kmほど東、閑散とした山村を最期に何もない山の中に壁画のある洞窟があります(1993.12.13)。洞窟への入り口には立派な展示館が建てられており、入場料を払って「ラスコー II 」に入ります。実は、本物のラスコーの洞窟は壁画を大切に保存のため封鎖されているのです。その隣に本物そっくりの洞窟と壁画を作って観光客に公開していますが、不思議と迫力感は伝わります。大切な文化遺産はそこまでして保存し、またそこまでして一般の人々に伝えようとするフランスの姿勢が伺えます。

<その他>

 洞窟近くに山小屋のようなレストランがありますが、サンドイッチ程度しか用意していませんでした。近くには何もないのでピクニックにでかけるか、食事時は避けた方が無難です。(1993.12.13)

 2017.8.10には立派な管理施設、土産物屋、飲食施設も整っていました。

1993.12.13

ラスコー洞窟の案内板

ラスコーの入場券

ラスコーの壁画(2万年前)

ラスコーの壁画(2万年前)

ラスコーの壁画(2万年前)

ラスコーの壁画(2万年前)

ラスコーの壁画(2万年前)

2017.08.10

 15:30からのフランス語ツアーしか空きがなかったのでそれにした。14:30には着いてしまったのでしばらくは売店とか周りの風景を見て時間を過ごした。24年前に見たときのことは良く覚えていないが、LASCAUX IIの看板は写真で残されているので良く覚えている。

 近郊のMontignaも当時とは比較にならないほど賑わっていて、LASCAUXにはIT技術を駆使したLASCAUX IVが出来ていた。でも我々はレトロな複製LASCAUX IIのツアーを選んだ。地下に本物と同じ洞窟形状を再現し、同じ手法で絵を描いたもの。


LACSACU IIの看板は20年以上前と変わらない

立派なオフィスと売店があります

LASCAUX IIの入口、ここで順番を待って模擬洞窟に入ります