2017.10.19-20, 2019.08.13-15
<概要>
Pragueの人口は約120万人と大きな町です。市内中心流れるValtava(ヴァルタヴァ川、日本ではモルダウ川)の悠々とした川の流れ、旧市街には古い町並み・建物が数多く現存しており、多くの観光客が訪れます。尖塔が多くあることから「百塔のプラハ」とも呼ばれています。
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2019.08.13-15
<移動>
Dresdenを13:00頃に出発して高速道路でCzechに入ってPragueへと向かいました。Czechの高速道路料金は期間制になっていて、10日間、3ヶ月間、1年間という期間で自由にCzec内の高速道路を走ることが出来ます。DresdenからCzechに向かう途中のドイツ側のSA(サービスエリア)にある特別の店舗またはガソリンスタンドでVignetteというステッカーを購入して窓に貼り付けます。これなしで高速道路を走っていて警察に見つかると多額の罰金を徴収されます。Czechの10日間のVignetteはEUR10くらいでした。これから行くSlovakiaやAustriaも同様のシステムです。ちなみに、ドイツの店舗ではSlovakiaやAustriaのVinegretteも売っていました。
Czech国境を越えると高速道路では工事だらけです。2016年に開通したばかりなのに何でそんなに工事をする必要があるのか分かりません。たいていは片側車線が工事中で、反対側の車線で対面通行となるのですが、これが10kmくらい続き、それが何度もやって来ます。さらに大型トラックが多いので片側一車線になるときは平均時速も上がりません。DresdenからPargueまでの約150kmの道のりを走行するのに2時間半はかかりました。でも皆さん運転が控えめで譲り合っているし、トラックも無理をせずにゆったり走っているので安全面では問題ありません。
Prague近郊から市内に入る辺りで交通量も増えるのですが、運転マナーはむしろドイツより良いかなって感じです。ドイツのドライバーは自己中心的でかなり強引な運転をしますが、Czechではもう少し穏やかというか、周囲の人への気遣いが感じられます。ただ、Czechのドライバーはルールにルーズという傾向はありますが、インフラの整備が不完全なのでやむを得ない野だろうと思います。
<ホテル>
ホテルはValtava(ヴァルタヴァ川、日本ではモルダウ川)の左岸にあるように見えますが、実は川岸から離れたKampaという名前の島(中州)の上に建っています。Charles Bridge(カレル橋)の真横にあって、Prazsky hrad(プラハ城)や旧市街へ行くのに便利なです。景色も素晴らしく最高のロケーションです。車でのアクセスも混雑する市街地をほとんど通らずに行けるので便利です。朝食も色々選べて楽しくいただけましたが、Czechの物価からするとかなり高い部屋代と駐車場代(路上駐車)でした。でも屋根裏部屋からのValtava(ヴァルタヴァ川)と対岸の建物の眺めが美しく満足です。ホテルの周囲にはレストランや小さな公園があって昼間は人で賑わっていますが、夜には人影は少なく静かです。ホテルの正面にはエストニア大使館がありました。
Archibald At the Charles Bridge ****
Na Kampe 508/15 Prague 118 00
+420 234 652 870
EUR320.40/2 nights (incl. Tax & BF)
駐車場OK EUR40/2 days
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ホテルArchibald At the Charles Bridge |
なかなか素敵な部屋 |
部屋からValtava(ヴァルタヴァ川)が見えます |
Valtava(ヴァルタヴァ川)とCharles Bridge(カレル橋) |
Valtava(ヴァルタヴァ川) |
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<見所>
Charles Bridge(カレル橋)を渡ってStare Mesto(旧市街) に入り、Karlova(カレル通り)を通ってStaromestske(旧市街広場)へと向かいます。 Staromestskeに入ると最初に目に入ったのはOld Town Hall(旧市庁舎)とAstronomical Clock(天文時計)でした。Old Town Hallのオリジナルは第二次世界大戦で破壊され、今あるのは戦後に修復された建物ですが、戦争の記憶を残すために一部は空き地のままになっています。Old Town Hallの塔に取り付けられたAstronomical Clock(天文時計)は15世紀頃の時計で、月、太陽、その他の天体の動きも示し、9:00-23:00の毎時に機械仕掛けの人形が動く仕組みになっています。
Staromestske(旧市街広場)に出て見ると多くの観光客でごった返していました。中にはCzechで有名なKrtek(クルテク)のぬいぐるみを来た人も見かけます。Krtekはもぐらだそうです。
広場は色々な建築様式の美しい歴史的な建物で囲まれています。St. Nicholas Church(聖ミクラーシュ教会)は18世紀のものでバロック様式の白壁が美玲です。茶色い屋根のKinsky Palace(キンスキー宮殿)も18世紀のものですが、優雅なロココ様式です。広場の建物の後方に見えるChurch of Our Lady before Tyn(ティーン教会)は1135年に起源を発し、1365年に現在にゴシック様式に改装されました。上へと伸びてゆくゴシック様式の特徴が良く現れています。
StaromestskeからPowder Tower(火薬塔)へと歩くとその先はNamesti Republiky(共和国広場)です。Powder Towerのオリジナルは15世紀のゴシック様式で、旧市街を囲む城壁の門でした。17世紀の弾薬庫として利用されたので今の名前になっています。18世紀の戦争で被災し、19世紀後半に修復されたそうです。
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ホテル前のNa Kampe通りからCharles Bridge(カレル橋)が見えます |
(Stare Mesto)旧市街 |
Town Hall(旧市庁舎)とAstronomical Clock(天文時計) |
St. Nicholas Church(聖ミクラーシュ教会) |
Staromestske(旧市街広場)と茶色い屋根のKinsky Palace(キンスキー宮殿)、Church of Our Lady before Tyn(ティーン教会) |
Krtek(クルテク)のぬいぐるみ |
Staromestske(旧市街広場)とOld Town Hall(旧市庁舎) |
Krtekです |
Powder Tower(火薬塔) |
Namesti Republiky(共和国広場)からホテルへと戻ります。古い建物が多く、綺麗な町並みが続きます。途中のJosefov(ユダヤ人地区)には 旧ユダヤ人墓地があり、その側のThe Ceremonial Hall(儀式の家)がありました。博物館として利用されているようです。
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町並み |
旧ユダヤ人墓地のThe Ceremonial Hall(儀式の家) |
Rudolfinum(芸術家の家) |
ホテルのあるKamp島の中心Na Kampe通りの両脇にはレストランやホテルが数軒あって、エストニア大使館もありました。穏やかな雰囲気の良いところです。南側の奥の方には島の約半分くらいを占める公演があります。
Kamp島から橋を渡って西へ出ると妙な場所に出ました。 白い壁一面に落書き。大きなJohn Lenonの肖像画が。これはLennonova zed(ジョン・レノンの壁)と言うらしく、共産党時代だったにもかかわらず、John Lenonが無くなったときにCzechのファンが集まって追悼した場所だそうです。壁に自由にメッセージをカキコ雲とが出来るらしく、オノ・ヨーコも来たことがあるらしい。今でも落書きをしている人達がいます。
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ホテル前のNa Kampe通りにあった蛇のベンチ |
ホテルの向かい側にある建物はエストニア大使館でした |
町に関係する歴史的人物 |
Lennonova zed(ジョン・レノンの壁)(John Lenonが無くなったときに、Czechのファンが集まった場所、壁に自由に落書き出来る |
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<レストラン>
夕食はKamp島の東側にあるレストラン。郷土料理のお店です。 Homemade oxtail broth(肉団子スープ)とHomemade tripe soup(内臓スープ)、 Delicious eight-hour roasted pork flank(じっくり煮込んだ豚バラ肉)、 Apple cakeなどをいただきました。内蔵スープはちょっとコッテリしていましたが、臭みはほとんどありません。豚バラ肉は中華料理のドン・ポー・ロー見たいに柔らかく煮られてコラーゲンもたっぷりです。
Konirna
Maltezske nam. 292/10, 118 00 Mala Strana
konirna.eu
+420 257 534 121
食後、付近を散歩していたら日本大使館がありました。Virgin Mary under Chain(カトリック教会)というのがあったのですが、何カ所かにマルタ騎士団の十字紋章が付いていました。何か縁があるのでしょうか。
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Homemade oxtail broth(肉団子スープ)とHomemade tripe soup(内臓スープ) |
Delicious eight-hour roasted pork flank(じっくり煮込んだ豚バラ肉) |
Apple cake |
日本大使館 |
Virgin Mary under Chain(カトリック教会)だけどマルタ騎士団に関係しているみたい |
マルタ騎士団の紋章 |
<レストラン>
Manesuv most(マーネス橋)の先の人気の少ないにところにあるレストランというかパブみたいなお店に入ってみました。生の地ビールと前菜を三皿で今日はおしまい。Grilled Vegetables(焼き野菜)、Meat Platterというお肉盛り合わせにはローストした豚、スモークした豚肩肉、ベーコン、辛子マヨネーズ、アイヌわさび、洋辛子、ガーリックトースト、バゲット が載ってます。Spatzle with Cheese Sauce and Spinachは、弾力性の強いニョッキにほうれん草と「チーズを合わせたソースがかかっています。どれも素朴で家庭料理っぽく、美味しくいただけました。
Restaurace Na Klarove
U zelezne lavky 130/130/16, Mala Strana, 118 00 Praha 1
naklarove.cz
+420 731 268 895
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Charles Bridge(カレル橋) |
丘の上に見えるのはPrazsky hrad(プラハ城) |
例によって地ビール |
今夜はこんなもんで、Grilled Vegetables、Meat Platter(Roast Pork, Smoked Pork Shoulder, Bacon, Spicy Mayonnaise, Horse Radish, Mustard, Toasted Garlic Baguette) 、Spatzle with Cheese Sauce and Spinach |
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<見所>
早めの夕食だったので、食後にCharles Bridge(カレル橋)の上を散歩してみました。相変わらず多くの観光客で賑わっています。
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Charles Bridge(カレル橋) |
Charles Bridge(カレル橋)の上ではなぜか似顔描きが多い |
虹が出ています |
Charles Bridge(カレル橋)の上 |
Charles Bridge(カレル橋)の上 |
Charles Bridge(カレル橋)の彫像 |
Malostranska mostecka vez(マラー ・ストラナ橋塔) |
Czechのビール |
夜のValtava(ヴァルタヴァ川) |
朝のValtava(ヴァルタヴァ川) |
中心街の地図 |
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