CUSCO
クスコ
2015.08.08-10

<概要>

 朝食は5時半、6時10分にLimaのホテルにガイドが迎えに来てLima空港へ。イカのフライトでCuscoへと飛びます。ただし、オリジナルのLA2047は搭乗直前にキャンセルとなり、すぐにほぼ同時刻の別のフライトをあてがわれ(One Wold Saphireなので優遇されたようだ)、慌てて別ゲートへと急いでなんとか搭乗出来ました。

 LIM 09:10 => 10:30 CUZ LA2047 (LA2049)

<ホテル>

 Cuscoに着いたのは11時前。手荷物を受け取るのにちょっと時間がかかったけれど、さほど問題もなく空港で現地ガイドと合流し、ホテルへと向かいます。

Hotel Casa Andina Tikarani
Jr. Independencia 143


Cusco空港

Cusuco空港

Cusuco空港付近の家並み

普通の庶民の食べ物屋

<レストラン>

 ホテルから移動し、町の中心Plaza de Armasの北西側の2階にあるレストランで昼食。テラス席からの広場の眺めが最高です。

La Estacia Andina Rest. Grill
Calle Plateros 309

 料理は素朴だけれど、手作り感があって美味しかった。観光客や地元の人達が集うPlaza de Armasを眺めながらゆっくりと食事。天気も良く、気温も20℃以上。


Plaza de Armas

La Estacia Andina Rest. Grill

キノワのスープ

アスパラガスのスープ

アルパカ肉のロモ・サルタード

土産物売り

土産物売り

土産物売り

Plaza de ArmasとCatedral

Catedral

Igresia de la Compania de Jesus

コカ茶

<見所>

 食事を済ませると現地ガイドが迎えに来て英語市内観光ツアーに合流します。最初は我々二人だけだったのですが、途中からパナマの」黒人おばちゃん4人が合流。先ずはPlaza de Armasに面した堂々たる建物Cathedral of Santo Domingoを見学。驚いたのは、標高3,400mの大聖堂にもスペイン式の派手で細かい装飾が施されていること、絵画が多いこと。現地ガイドによると、現地のインディオも製作に関わっており、Cusco派という絵画様式まで成立していたらしい。確かに、南米の金銀の装飾品、緻密な石組みを見ていると、インカ帝国時代に相当な技術を持っていたと考えられる。


Plaza de Armasで何やらパレード

Plaza de Armasで何やらパレード

Plaza de Armasで何やらパレード

Catedral入場券

徒歩でQorikanchaへ

徒歩でQorikanchaへ
 Cathedral of Santo Domingoから徒歩でQorikancha(コーリンカンチャ)へ。途中パナマ人軍団の歩みが遅いので現地ガイドがイライラする。Korikanchaはインカ時代の太陽の神殿で、内部には金銀財宝があったが、スペイン人が鋳つぶして本国へ持って帰った。略奪と破壊の跡にスペイン人がIgresia y Convento de Santo Domingoを建設した。地震で教会は何度か破壊されるがインカ時代の地震対策を施した精巧な石組みはそのまま残っている。

徒歩でQorikanchaへ

Qorikanchaの跡に造ったIgresia Santo Domingo

Qorikanchaの入場券

Qorikanchaの中庭

Qorikanchaの太陽の神殿

Jardin Sagrado

Jardin Sagrado

Igresia de Belen

山に向かって上の方は貧民街

Qorikanchaの石組み

Qorikanchaの石組み

Qorikanchaの入場券

 ここからバンに乗ってCusocoの郊外のSacsayhuaman(サクサイワマン)遺跡を訪ねます。直線距離でCuscoの中心から北西約1km以内。でも歩くと山を迂回して登るので2時間ほどかかるようです。ここは本来の使用目的の不明な巨石建造物です。1536年にインカ軍がここに立てこもって籠城したのですが、夜戦わないインカ軍はスペイン人に夜戦をしかけられ壊滅。中には120トンもの石を複雑に組み合わせた石組みは見事です。


Cusco市内の土産物市場

Cuscoからバスで山を登る

Sacsayhuaman遺跡

Sacsayhuaman遺跡

Sacsayhuaman遺跡

Sacsayhuaman遺跡

Sacsayhuaman遺跡

Sacsayhuaman遺跡、120トンもの石

Sacsayhuaman遺跡、日射しが強烈

Sacsayhuaman遺跡
 次はPuca Pukara(プカ・プカラ)。Cusocoの中心から直線距離で北に3km。ケチュア語のPuka Pukaraは「赤い要塞」の意味。赤みを帯びた石灰岩を用いているためこの名前があるが、インカ時代オリジナルの呼称は伝わっていない。水道が整備され、インカ独特の石組みによって外壁と見張り台・中庭が築かれている。石組みは、他のインカ関係の遺跡に比べてやや粗い。インカ帝国の幹線道路であったインカ道が首都クスコに入る際の関門の位置に立地し、関所および首都防衛のための軍事要塞の役割を果たしていた。

Puca Pukara遺跡

Puca Pukara遺跡前の物売り

 Tambo Machai(タンボ・マチャイ)はケチュア語の「tanpu mach'ay」からの音写で、「tanpu」は宿泊施設、「mach'ay」休息所という意味。「聖なる泉」とも呼ばれる。駐車場から徒歩で10分ほど登る。パナマ人軍団はバンで休憩。息を切らしながら登ってみると、小規模な谷の一方の斜面に石組みによって建設された沐浴場、もう一方の斜面に見張り台が残る。沐浴場は4段に分かれた階段状の構造で、下部の低い2段がプレ・インカ時代の遺構である。それよりも明らかに洗練された石組みがはっきり見られる上部の2段がインカ時代のもの。下から3段目の壁面には、インカ独特に技法によって、クスコの方向を指す皇帝の右腕がかたどられた石組みが見られる。同じく3段目の向かって右側には、皇帝の脱衣場とされるくぼみがある。沐浴場の名前のとおり絶えることの無く清水が湧き出しているが、水源については未だ解明されていない。インカの人はサイフォンの原理を知っていたため、これを利用してどこからか水を引いているとする説が有力である。向かって左側が男性用、右側が女性用の泉と呼ばれる。やや湾曲した谷のカーブの外側に当たる方の斜面に立つ見張り台からは、谷の出口にあるプカ・プカラに向かって視界が開けている。プカ・プカラに駐留する見張り要員との間で互いに旗信号を使用して連絡を取り、沐浴する皇帝を護衛する任務にあたった。


Tambo Machai遺跡の登り口

Tambo Machai遺跡の登り口

Tambo Machai遺跡

Tambo Machai遺跡

Tambo Machai遺跡

Tambo Machai遺跡、ペルーの花

 Q'enqo(ケンコー)はCusco中心から北東に直線距離で1km。Q'enqoとは別名は迷路、ジグザグという意味で、1500年頃に造られた。儀式の行われた場所でジグザグの間から神聖なるチチャ(発酵したお酒)、あるいは神に捧げられたリャマ(動物)の血を流し込んだと思われる。ここではパナマ軍団の2名が参戦。

 最後は市街に入る直前にある織物工場直売所に立ち寄った。色々と製品が並んでいたが購買意欲は湧かなかった。


Q'enqo遺跡

Q'enqo遺跡付近の民家

Q'enqo遺跡

Q'enqo遺跡

Q'enqo遺跡

Q'enqo遺跡

Q'enqo遺跡からCuscoを望む

インカの要塞跡?

ホテル

<レストラン>

 一旦ホテルに帰って休んで、夕食はフォルクローレショー付きのバッフェスタイル。

Don Antonio
Ca. Santa Teresa 356

 ちょっと疲れていたし、バッフェなので45分で食事を終えてホテルに戻りました。


Don Antonioで夕食

Don Antonioで夕食

ホテルからA. El Sol

 朝5時40分にホテルを出てガイド付きのバンでMachu Picchuに向かうVistadome号が出発するPoroyへと向かいます。Cusocoから山を登って行きます。Cuscoは山に囲まれた盆地にあり、Machu Picchuは山の向こう側へと下って行くのですが、Cusco周辺は民家が混み合っていて鉄道が敷設できないのでしょう。一旦車で山の向こう側に出て、標高3,486mのPoroy駅から鉄道で更に谷を下って行きます。Poroy駅からは6時40分に列車が出ます。それにしても、バンの手配、ガイドの説明などなど、担当が替わりながらも実にスムースに我々を目的地へと案内してくれます。

 <<Machu Picchu観光は別Pageを参照方>>


Machupicchuへ行くPoroy駅

Machupicchuへ行くPoroy駅

Vistadome号

Vistadome号内部

Vistadome号内部

Vistadome号内部

 午後3時20分に Aguas Calientes(アグアス カリエンテス)という町のMchu Picchu駅からVistadomeに乗って、途中3回くらい急停車したりしながら、到着時刻から約30分程遅れて夜7時半にPoroy駅に到着。英語ガイドが待っていてすかさずホテルへとバンで移動。

 体調が悪いので夕食はツアー料金に含まれているホテルのレストランでセットメニューを食べたマスとアルパカ。 


ホテル近くの壁画

ホテルのレストラン

サラダ

チョット臭みのある豚肉